サラダでも食べられるように、ミニハクサイ「タイニーシュシュ」を植え付ける。苗はこだわった土で育てた。植え付ける畑は春から夏にかけて草原だった。人の腰くらいあった旺盛に生えた草を、刈っては地面に重ねることを3回繰り返して土づくりをした。そうすることで、有機物の量が多く、土の中にミミズなどの微生物も増えて、良い状態の土になった。その畑にマルチを張って、苗を丁寧に植え付けていく。タイニーシュシュは、植えて早いうちから収穫して食べたり、日数をおいて葉が大きくなってから収穫したりすることができる。「需要に応じて幅広い対応ができるので、よく作るハクサイの一つ」
動画と文=福本卓郎