農水省は5日、都市と農山漁村の交流に積極的な団体や個人を表彰する「第7回オーライニッポン大賞」の受賞団体を発表した。大賞グランプリの内閣総理大臣賞には新潟県十日町市の「大地の芸術祭実行委員会」が選ばれた。
同委員会は里山を舞台とした芸術作品づくりを世界に向け情報発信し、地域振興につなげている。3年ごとに開く芸術祭への来場者数は2009年には37万5000人にまで達したという。
大賞は秋田県の「秋田発・子ども双方向交流プロジェクト推進協議会・子どもの輝き応援団」、東京都新宿区の「地域づくりインターンの会」、静岡県松崎町の「石部地区棚田保全推進委員会」、和歌山県田辺市の「農業法人秋津野」が受賞した。
過疎・高齢化が進む集落の点検や地域興しに貢献する「集落支援員」の設置数が2年間で4000人に達する見通しが明らかになった。総務省によると、2200人だった初年度とほぼ同じペースで増えており、来年度も財政措置が見込めることから、各市町村に積極的な設置を呼び掛ける。設置が増える一方、現場では集落と支援員の交流が円滑に進まない課題も浮上している。
集落支援員は2008年度、総務省が集落の「目配り役」として創設した。集落の調査やその中での合意形成を促し、活性化の手助け役を務める。設置に掛かる交付金は専任1人当たり上限220万円(08年度実績)と手厚い。
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【新潟・十日町】JA十日町が食農教育の一環で今年度立ち上げた「どろんこキッズスクール」の第1回閉校式がこのほど、十日町市のJA本店で行われ、修了証が全員に手渡された。子どもたちは田植えや稲刈り、収穫した野菜を使った料理教室、しめ縄作りなどを通じて、たくましく成長。式後の鍋物パーティーでは、子どもたちがすべて下準備を担当した。JAは「予想以上の手応えがあった」と、さらに輪を広げていく構えだ。
スクールは小学校5、6年生30人を対象に昨年5月にスタート。月1回のペースで開講した。教室は同時期にオープンしたJAの直売所「四季彩館ベジぱーく」の食育体験施設「ベジきっちん」と圃場(ほじょう)で展開。講師は市内の主婦や農家の有志による「JA十日町食育サポーター」が中心で、当日の進行も担当した。
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(財)地域活性化センターは3日、東京都千代田区で「地域再生実践フォーラム」を開いた。基調講演や農業と食の切り口から地域活性化を探るセミナーを催し、環境保全や地産地消、食育を実践する有識者が意見交換した。地域での活動を通じて人を呼び込み、経済効果を高めるよう提言があった。
フォーラムには行政関係者ら300人が参加した。セミナーでは東京都練馬区で体験農園を運営する白石好孝さん、山形県の地場レストラン「アル・ケッチァーノ」のオーナー・奥田政行さんらが出席した。
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中国運輸局は、中国地方の特産農産物や田園風景などの観光資源を生かしたスロー・ツーリズム(ゆっくりと時間を過ごす滞在型旅行)の推進に乗り出す。2日には、広島市でシンポジウムを開き、中国地方自慢の「春のとっておきの景色と食」を発表した。同運輸局は「不景気で落ち込む観光需要を盛り上げ、地域の活性化につなげたい」(観光地域振興課)と話す。
スロー・ツーリズムは、個人や小グループを対象に、時間にしばられず地域の人々や自然と触れ合う旅行。農村で生活体験するグリーン・ツーリズムや地産地消体験、キャンプなどが含まれる。消費者の旅行形態が、物見遊山型から体験型に、団体から個人旅行に切り替わっていることから、その振興策が求められていた。
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