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有機牛乳増産へ 付加価値高い牛肉販売も/網走管内津別町有機酪農研究会【北海道】
掲載日:10-02-13
全国初の有機牛乳の生産者として脚光を浴びる網走管内津別町の津別町有機酪農研究会が、有機牛乳の増産や牛肉生産に乗り出している。新たに2戸の新規加入者が決まり、有機認証を受ける準備を進める一方、ホルスタイン雄の一貫肥育を試みるなど、酪農での有機農業の新たな展開を模索している。
同研究会は津別町とJAつべつ、町内酪農家などが「有機の里」づくりを目指して結成。2001年に当時の全会員(27戸)で有機栽培の試験を始めた。その後、会員が5戸まで減少したが、全戸が04年に北農会有機認証センターから有機栽培圃場(ほじょう)の認証を受け、06年から明治乳業が「明治オーガニック牛乳」の名前で道内を中心に販売している。
有機牛乳は名古屋市内での販売も好評で、生産増の要請も受けている。2戸の新規加入が決まり、3年間の有機肥料への転換中で、近い将来、有機牛乳の生産戸数が7戸に拡大する見通しだ。
また同研究会は、有機農業を生かした付加価値の高い牛肉の生産にも取り組む。昨年6月から、各牧場の経産牛の肉を、有機野菜を扱う会社の販売網で試験販売している。
同研究会の山田照夫会長(62)は、初生トク(ホルスタイン雄子牛)の一貫肥育を試験的に始めている。「経産牛に続き、ホルスタインの肥育牛生産の可能性を探りたい」と新たな展開に意欲を見せる。












