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ひるがの高原だいこん 全国に/岐阜県郡上市・ひるがのラファノス 農商工連携 漬物販売を拡大【東海】
掲載日:10-03-11
岐阜県郡上市の農業生産法人、(有)ひるがのラファノスは農商工連携で作る「ひるがの高原だいこん」の漬物の全国販売に乗り出す。下呂市の漬物メーカー飛騨漬物食品と提携。標高約900メートルの高原で栽培され、味や形に優れたダイコンを、全国ブランドに押し上げることを目指す。
飛騨漬物食品はこれまでもラファノスが生産するダイコンの一部、年間約20トンを漬物に加工し、夏場の商品として県内外の生協に卸してきた。漬物はダイコンと赤カブを混ぜた甘酢漬けで、09年には県が認定する「飛騨・美濃すぐれもの」にも選ばれている。
飛騨漬物は、漬物が毎年すぐに完売する様子を見て全国への販路拡大を計画。ラファノスは加工向けのダイコンの供給量を、12年までに倍の40トンに増やす。飛騨漬物の近藤利幸専務は「ひるがの高原という地名への消費者の印象は良く、全国でも十分通用する」と地域が誇るブランドの可能性に太鼓判を押す。
「ひるがの高原だいこん」は、郡上市高鷲町の農家らが50年ほど前から作り続け、全国有数の産地を築いてきた歴史を持つ。ダイコンはいまも地元の生産出荷組合が中心になって生産し、県内や中部、近畿、北陸に出荷している。
ラファノスの奥村照彦代表は「冷涼な地域で秋から冬に収穫するダイコンは生で食べても甘味があっておいしい」と話し「中部や近畿で売ってきた地域ブランドの実力を全国で試したい」と漬物の全国販売に前向きだ。
奥村さんは、高齢化が進む郡上市高鷲町で農地の管理を引き受け、野菜の作付面積を約20ヘクタールに拡大してきた。ダイコンの生産も年々増え、09年は18ヘクタール・900トンに膨らんだ。全国販売では、全国の流通関係者が集まる見本市などに出展し、販路を開拓しながらブランド強化を目指す。












