政府は17日、農政改革関係閣僚会合の第2回会合を開き、特命
チーム(チーム長=針原寿朗農水省総括審議官)がまとめた「農政改革の検討方向」を了承した。麻生太郎首相は農政改
革の継続を求めるとともに、焦点の米生産調整について、政策的な選択肢を早期に示し、国民的な議論を行うよう指示し
た。これを受け特命チームは、具体的な政策論議に入り、8月を目途に「農政改革の基本方向」を取りまとめる。
同会合には麻生首相のほか、石破茂農相、河村建夫官房長官、与謝野馨財務相、鳩山邦
夫総務相、二階俊博経産相の5閣僚が出席した。
麻生首相は「今回の農政改革は農業の産業としての持続力、食料供給力、農村の活力を再生する
ためにどうするかという話だ」とし、3つの視点から施策を見直す考えを強調。その上で「国民の目線で政策を検討し、
食料自給率が結果として上がるよう、関係省庁の力添えをお願いしたい」と述べ、成果の見える改革実現に向けて、出席
閣僚に協力を求めた。
閣僚会合で了承した検討方向は、米の生産調整の在り方のほか、食品安全の向上、担い手の育成
・確保、農業所得の増大、食料自給力、農山漁村対策など9項目。 |